●2007/04/15  「我が家の物語をつくろう」
           我が家に使う木を自分で選び、木を伐る「伐採式」を見学しませんか?

家づくりの物語をつくる。

栃木の木の家家を買う。家をつくる。家を建てる。家を自分でつくる。あなたはどんなふうに考えますか?自分でつくるのは無理にしても「出来ることは参加したい。」と思いませんか?木の家は地球温暖化の原因になる二酸化炭素を固定化しつづけてくれます。木を伐採した後に苗木を植え育てればまた、二酸化炭素を固定してくれますので二酸化炭素の固定量は家を使い続けるほど増えていきます。環境にやさしく住む人にもやさしい木の家で暮らしたいものです。

家を買ってしまえば手間もかからず簡単ですが、家に対する愛着もあまりもてないことでしょう。家づくりに参加し、思い出としても記憶に残り、家に使った木の代わりに植林した苗木の生長を楽しむ。そんな家づくりであなたの家の物語をつくってみませんか?


わが家の物語をつくる。
地元の山の木、生産者の顔の見える住まい造り。
ステップ1 自分の家に使う木を伐る。
高見林業
林業家・製材業者と顔合わせ
山の話・木の話を聞く
 
栃木の森林
日光材の産地鹿沼市上粕尾の森林
建主が林業家の助言をもとに木を選ぶ。
杉・樹齢80年
施主・石田様が選んだ杉の木
樹齢約80年・高さ34m
(梁材・柱用)
 
無垢の木の家・那須へ移住
選んだ杉の木・那須で田舎暮らし
那須塩原駅から東京へ新幹線通勤。
選んだ杉の木と記念撮影
木・伐採
お酒でお清め・木に感謝
 
伐採式・栃木・県産材
工務店・友人も塩・鰹節で清める
木を切る
使い方の指導を受けた後にチェーンソウで伐採。
(購入した木を自分で伐る)
 
木を倒す
木が倒れる瞬間
栃木の木
木が倒れた瞬間。迫力があります。
 
自分の家の木・自分で切る
切り株と伐採木にサイン。
栃木の木で家づくり
玉伐りの後・末口にもサイン
 
伐採式完了
参加者全員で記念撮影
杉・苗木
伐採木から挿し木を作る。
根がついたら来春植樹します。
挿し木
挿し木作り、植え方講習

伐採式の前に丁寧な説明をしていただき、非常に感激しました。
また林業と製材業の違いを知ることができました。

切り出した場所は、道路から程近い場所でしたがいつも山登りやスキーに行くときに通るような、なんでもない風景の中で林業は行われているのだと気がつきました。

85年前に植えたという杉の森はどの木も立派で「選んでください」といわれても正直、難しかったのですが田村さんが「絶対、何か感じる木がある」とおっしゃっていてその言葉が非常に心に残りました。

しばらく眺めていたらほかの木より、少し枝が下から伸びている木を見つけました。
近づいてみると、その木には林の切れ間を縫って横から光が当たっていました。
斉藤さんに尋ねると「少しでも光を受けようと、木の途中から枝が生えるものがあり品質には問題ない」とのことでした。
その姿から生命の尊さのようなものを感じ、その木に決めました。
木に向かって手を合わせたときは自然と「ありがとうございます」という言葉が出てきました。

高見林業のみなさんに下準備をしてもらい、いざチェーンソーを入れてみると、その手ごたえは周りで眺めるよりもさらに太い。切っても切っても切れないかと思いました。
やがて、重たい感触とともに木がミシミシと音を立てて斜めになり、倒れる瞬間はほんの一瞬でしたが地面を揺るがす振動は自然の歴史の力を感じました。

切り口にサインを入れるときは、「この木を一生大事にせねば」という思いになりました。

きり終わった後、少し離れると、上から差し込む光に真新しい切り株が反射する姿がとても神秘的でした。

木の上のほうの枝をさし木にするため、持ち帰りました。
この木を育ててまた森に返したいと思います。

石田信行